マカフィー、PCのセキュリティ状況に関するグローバル調査結果を発表
マカフィー、PCのセキュリティ状況に関するグローバル調査結果を発表
マカフィー株式会社は、セキュリティソフトをPCにインストールしている個人ユーザー数を推計するために24カ国で実施した調査結果を発表した。調査期間は2011年1月~11月。
同調査は無料PCセキュリティ診断ツール「マカフィー セキュリティ スキャン プラス」の個人ユーザーから任意で提供されたセキュリティスキャン結果を分析したもので、毎月平均2700万台から2800万台のPCのデータを分析している。
同調査によると、個人ユーザーの83%は基本的なセキュリティ対策を施していたが、17%はウイルス対策ソフトをインストールしていないか、期限切れで無効になっていたことがわかった。セキュリティ対策を施しているPCの割合がもっとも高かった国はフィンランドで、90.30%が対策を施しており、未対策は9.67%だった。もっとも低かった国はシンガポールで、78.25%が対策を施しており、未対策は21.75%だった。
日本は対策を施しているユーザー数で見ると下位にランクインしており、19.35%が未対策で、セキュリティ対策済みは80.65%だった。また、13.2%のユーザーがセキュリティソフトをインストールしておらず、6.15%のセキュリティソフトは無効になっていた。