Apple、iOS 6を発表-新しい地図アプリを搭載、Facebookと統合
Apple、iOS 6を発表-新しい地図アプリを搭載、Facebookと統合
AppleはiOSの最新版となる「iOS 6」を今秋に提供開始すると発表した。対応機種はiPhone 4S/4/3GS、第3世代iPad、iPad 2、iPod touch(第4世代)。
同バージョンでは新しい地図アプリ(Maps)を搭載するほか、FacebookのiOSへの統合や音声エージェント機能「Siri」の機能強化などが図られる。
新しい「Maps」はこれまでのGoogle製ではなくAppleが開発したベクターベースの地図データを採用しており、3D表示が可能で、Siriとの連携も可能になる。リアルタイムの交通情報やルート検索機能なども搭載する。
Facebookの統合については、カメラやフォトアプリから写真を投稿できるほか、連絡先やカレンダーとの連携が可能となる。また、iTunes StoreやApp Storeアプリからアプリや楽曲に「いいね!」を押すことも可能だ。
音声エージェント機能「Siri」は、新たにスペイン語やイタリア語、北京語、広東語、韓国語などに対応。Twitterなどへの投稿が可能となるほか、自動車との連携機能なども搭載される。また、第3世代iPadでの利用も可能となる。
このほか、飛行機の搭乗券や映画鑑賞券などを管理できる「Passbook」が搭載されるほか、「FaceTime」が携帯電話経由で利用可能となる。