トヨタ、翻訳精度を向上させた「SNS翻訳センター」を社内SNSに設置
トヨタ、翻訳精度を向上させた「SNS翻訳センター」を社内SNSに設置
トヨタ自動車株式会社は、日本人社員とトヨタ海外事業体の外国人社員とのコミュニケーション活性化を目的として、「SNS翻訳センター」を7月10日に社内SNS「TOYOTA Chatter」に設置すると発表した。7月末までトライアルを実施し、8月から本格運用を開始する。
同サービスではコンピュータによる自動翻訳とオペレーターによる手動翻訳を組み合わせることにより、従来の自動翻訳よりも翻訳の精度を大幅に向上。センターに導入する辞書データベースには、これまで蓄積された同社独自の専門用語や表現が登録されており、より正確な翻訳を実現した。
さらに、自動翻訳が不十分な場合にも、専門オペレーターが即座に加筆・修正し、修正した語彙や表現は自動的に学習される。同サービスは24時間、リアルタイムで同社の国内および主要海外事業体の「TOYOTA Chatter」登録社員に提供される。同社は今後、対応言語の拡大やSNS以外への適用も検討するとしている。