Apple IDでアカウント乗っ取り被害、Amazonもセキュリティを見直し
Apple IDでアカウント乗っ取り被害、Amazonもセキュリティを見直し
CNN(2012年8月8日付)の報道によると、米テクノロジ情報サイト記者であるMat Honan氏のApple IDのアカウントがハッキング被害を受けた問題で、アップル社が電話によるパスワードリセットの受付けを停止した。このハッキングで同氏のAmazonアカウントも被害を受けており、Amazonもセキュリティを見直しているという。
事件は現地8月3日に発生したもので、iCloud/Gmail/Twitterのアカウントが次々と乗っ取られ、遠隔消去機能を利用してiPhoneやiPadのデータまでもが消去された。ハッカーは同氏が利用していたメールアドレスからAppleのアカウントをもっていることを知り、まずはAmazonに電話して新しいクレジットカード番号を登録したいと伝え、同氏の電話番号や連絡先を告げ手続きを完了させた。
次に、再度Amazonに連絡し「アカウントにアクセスできなくなった」と告げ、新たな電子メールアドレスを登録。登録したメールアドレス宛に新しいパスワードを送信させ同氏のアカウントにログインし、クレジットカード番号下4桁を入手。これを利用しAppleのサポートに電話し、パスワードリセットを行い同氏のApple IDのハッキングに成功したという。
Amazonは不正侵入に利用された問題はすでに解決したとし、アップル社も安全対策の不備解消に当たっているとCNNは報じている。
次に、再度Amazonに連絡し「アカウントにアクセスできなくなった」と告げ、新たな電子メールアドレスを登録。登録したメールアドレス宛に新しいパスワードを送信させ同氏のアカウントにログインし、クレジットカード番号下4桁を入手。これを利用しAppleのサポートに電話し、パスワードリセットを行い同氏のApple IDのハッキングに成功したという。
Amazonは不正侵入に利用された問題はすでに解決したとし、アップル社も安全対策の不備解消に当たっているとCNNは報じている。