警視庁、遠隔操作ウイルス事件の捜査について検証結果を発表
警視庁、遠隔操作ウイルス事件の捜査について検証結果を発表
警視庁は、遠隔操作ウイルス事件に関して「インターネットを利用した犯行予告事件における警察捜査の問題点等について」という、捜査における問題点などの検証結果をまとめた報告書を公表した。
報告書によると、幼稚園やタレント事務所に脅迫メールが送られてきた事件において犯人ではない男性を逮捕し、虚偽自白を見抜けず身柄を拘束したことを「極めて遺憾」とし、捜査員や所轄警察署幹部などから捜査状況などの事実関係を聴取。再発防止に向け問題点などが詳細にまとめられている。
また、大阪府警察、神奈川県警察、三重県警察も同様の検証結果を公表。大阪府警の報告書では、「巧妙、高度化する同種犯罪には、全国的な組織的対応、支援ができる仕組みが不可欠であると痛感した」と記載。三重県警もネットワーク関連犯罪の特質に配慮した捜査を推進していくとしている。
また、大阪府警察、神奈川県警察、三重県警察も同様の検証結果を公表。大阪府警の報告書では、「巧妙、高度化する同種犯罪には、全国的な組織的対応、支援ができる仕組みが不可欠であると痛感した」と記載。三重県警もネットワーク関連犯罪の特質に配慮した捜査を推進していくとしている。