グリー、未成年の利用上限超過について追加発表-対象人数が5544人に拡大
グリー、未成年の利用上限超過について追加発表-対象人数が5544人に拡大
グリー株式会社は、「GREE」において未成年のユーザーの一部で上限額を超えて利用可能となってしまう障害について新たな報告を発表した。
同社は1月7日にも、同様の事象が2012年4月26日から9月7日の期間中に発生していたと発表した。このときの発表では、該当するのはフィーチャーフォン向け「GREE」のユーザーで、なおかつクレジットカードによる支払いを選択した未成年のユーザーであり、影響の範囲は延べ733名、期間中の上限超過額は総額2811万4470円としていた。
1月7日以降、同社はこの障害の影響範囲の精査を続けていたが、新たに決済手段として「GREE」の月額コースおよび楽天Edyを利用した未成年のユーザーも対象となることが判明した。さらに、他社決済システムとの接続における使用上の不具合を原因とする未成年のユーザーの超過課金が発生していたことも判明した。これにより、対象人数は5544人、上限超過額は4937万170円に拡大した。
障害の発生期間は、「GREE」の月額コースの利用者が2012年4月1日以降で、楽天Edyの利用者が2012年4月26日~8月21日。他社決済システムとの接続における使用上の不具合が、2012年4月26日以降。
同社は「GREE」内のお知らせ欄で告知するとともに、該当する未成年のユーザーに対して、個別に通知メールを送付するほか、電話による問い合わせ窓口も用意している。影響があったユーザーのうち、2013年1月17日までに136名と連絡が取れて、超過金の返還対応は2013年1月下旬より順次実施するとしている。