デバイス市場でタブレット躍進。2013年は前年比約1.7倍の出荷台数の見込み~米Gartner発表
デバイス市場でタブレット躍進。2013年は前年比約1.7倍の出荷台数の見込み~米Gartner発表
米Gartnerは4日(米国時間)、パソコンやタブレット、スマートフォンなどのデバイスに関する出荷台数の動向予測を発表した。
同発表によると、2013年の総出荷台数予測は約24億1000万で、前年比9%増になる見通し。内訳は、デスクトップとノートを合わせたパソコンは約90%と減少するが、タブレット端末は約1.7倍になるという。
これは、低価格で機能を強化したタブレット端末の登場で購入が増えると同時に、パソコンとタブレットを同時所有せず、タブレットだけで満足するユーザーが増えるからだとしている。
携帯電話に関しては、スマートフォンの増加が後押しする形となり、2013年は約18億7500万台が出荷されると予測。前年比では、約1億3000万の増加となる。
このタブレットとスマートフォンのシェア拡大によって、OS市場ではAndroidが圧倒しつつある。2013年にはAndroidはWindowsとiOS/MacOSを足した数よりも多くのシェアを獲得すると見ている。そして、その優位性はゆるがず、2017年でもWindows+iOS/MacOSよりAndroidの出荷のほうが多いままであるとGartnerは予測している。