日本マイクロソフト、14件の脆弱性を修正する4月の月例パッチを公開
日本マイクロソフト、14件の脆弱性を修正する4月の月例パッチを公開
日本マイクロソフト株式会社は10日、4月5日に公開した事前通知を置き換え、4月の月例セキュリティ更新プログラムを公開した。
同発表によると、最大深刻度が最高レベルの「緊急」と認められるセキュリティ情報は2件。1つ目は、2件の「Internet Explorer」に関する脆弱性を解決する「MS13-028」。2つ目は、1件の「Windows リモート デスクトップ クライアント」に関する脆弱性を解決する「MS13-029」となっている。
「MS13-028」「MS13-029」ともに、特別に細工された Web ページを表示すると、リモートでコードが実行される可能性があるという。
最大深刻度が上から2番目の「重要」と判定されたセキュリティ情報は7件。SharePointに関わる「MS13-030」、Windows カーネルに関わる「MS13-031」、Active Directoryに関わる「MS13-032」、Windows クライアント/サーバー ランタイム サブシステム (CSRSS)に関わる「MS13-033」、Microsoft Antimalware Clientに関わる「MS13-034」、HTML のサニタイズ コンポーネントに関わる「MS13-035」、カーネルモード ドライバーに関わる「MS13-036」となっている。