中日本高速、顧客のメールアドレス9200件を流出
中日本高速、顧客のメールアドレス9200件を流出
中日本高速道路株式会社(NEXCO中日本)は、同社が「東名GW渋滞減らし隊キャンペーン」の案内メールを送信した際に、ほかの顧客のメールアドレスを表示して送信する事態を発生させたことについて謝罪を発表した。
流出が発生したのは4月9日の15時。対象となるのは「アイ・ハイウェイ中日本」、過去の「渋滞減らし隊キャンペーン」、「らくらくドライブ東名」に登録した上で、お知らせメールの配信を許諾した人となる。これらの対象の人に同社から「『東名GW渋滞減らし隊キャンペーン』のご案内」のメールを配信した際に、メール内に記載した配信停止を希望する際の手続き先URLに、ほかの顧客のメールアドレスが表示された状態で配信してしまったという。
メールは5通ごとに配信していたため、5名のうち1名のメールアドレスが同時に配信したほかの4名のメール内に表示されていたことになり、その対象は9200人。同社は当該メールをお送りした顧客には、ほかの顧客にメールアドレスを表示してしまったことを謝罪するとともに、受け取ったメールの削除を依頼している。
同社は今回の事態を引き起こしたことを反省し、今後は個人情報の取り扱いに一層の注意を払い、再発防止に全力で取り組むとしている。