UEI、独自OSを搭載し、紙に書いてるような手書き感特化のタブレット「enchantMOON」
UEI、独自OSを搭載し、紙に書いてるような手書き感特化のタブレット「enchantMOON」
株式会社ユビキタスエンターテインメント(UEI)は19日、手書きメモに特化した独自のOSを搭載したタブレット「enchantMOON」(エンチャントムーン)を発売すると発表した。4月23日に予約が開始され、5月下旬から順次出荷される。価格は3万9800円。
本製品は、Android 4.0をベースに同社が独自開発したOS「MOONPhase」を搭載した、8インチXGA(1024×768)フルカラーディスプレイのタブレット。コンセプトは、紙の手書きノートと同等の操作性と、高度な情報処理を手軽に実現すること。手書きメモに特化することで、紙によるペーパーワークの電子化を目指すという。
機能的には、手書き文字認識をベースに構築することで、ペンは書く操作に集中し、指はその他の操作に集中できる環境を実現。手書きの文字を自動で文字認識して、指で囲んで操作したり、検索したりできるほか、手書きの文字でWebページの検索も可能。
シール機能も充実し、閲覧したWebページの任意の部分をペンで切り取ってWebシールとしてノートに貼りつけたり、指で任意の部分を囲んで「カメラ」or「camera」と書けば、カメラが起動して撮影し、その画像をシールとして使用できる。また、自分の文字やイラストをシールにしたり、ネット上からシールアプリをダウンロードして機能追加もできる。
主なスペックは、CPU AllWinner A10(1.2GHz)、入力方式 静電容量タッチパネル+アクティブ式デジタイザーペン、ヒープメモリ1.0GB DDR3、ストレージ16GB、通信方式Wi-Fi (802.11b/g/n)、カメラ フロントカメラ・セルフカメラ、バッテリー 5000mAh/3.7V。