KDDI研究所、LTEの3倍のデータを送れる「Advanced MIMO技術」を発表
KDDI研究所、LTEの3倍のデータを送れる「Advanced MIMO技術」を発表
株式会社KDDI研究所は、複数の端末に大きなデータを一斉に送ることにより、周波数利用効率をLTEの約3倍に向上させる「Advanced MIMO」技術を開発したと発表した。
従来のMIMO(Multiple-Input Multiple-Output)技術は、基地局と端末側の両方で複数のアンテナを組み合わせて通信速度を向上させる技術で、アンテナ数が増えるほど干渉が起きやすくなる。今回発表した「Advanced MIMO」を使うことにより、干渉を減らし、周波数利用効率をLTEの約3倍となる20bps/Hzに向上させることが可能となる。同社は同技術の標準化提案を行い、早期の実用化を目指すとしている。
また、同社は日本語音声合成ソフトウェア「N2(エヌツー)」のiOSアプリ開発者向けテキスト音声合成(TTS)ライブラリソフトウェア開発キット(SDK)を5月27日に提供開始すると発表した。
同SDKはAndroid版と同様に、省サイズかつデバイス上での軽快な動作が特長で、これにより日本語音声合成機能を組み込んだiOS向けアプリを開発できる。
発表資料(Advanced MIMO)
URL:http://www.kddilabs.jp/press/2013/0523-3.html
発表資料(iOS版TTSライブラリ)
URL:http://www.kddilabs.jp/press/2013/0523-1.html
2013/05/27
URL:http://www.kddilabs.jp/press/2013/0523-3.html
発表資料(iOS版TTSライブラリ)
URL:http://www.kddilabs.jp/press/2013/0523-1.html
2013/05/27