東北大がスマホ・衛星・無人機でつくる通信ネットワークでメールリレー、成功すれば世界初
東北大がスマホ・衛星・無人機でつくる通信ネットワークでメールリレー、成功すれば世界初
東北大学は、2013年7月30日、31日に開催される同大学工学部情報知能システム総合学科のオープンキャンパスにおいて、スマートフォンのWi-Fi機能を使って数珠つなぎでネットワークを構築するデモンストレーション「スマホdeリレー」を実施すると発表した。
同デモンストレーションでは、スマートフォンのWi-Fi機能のみでネットワークを自在に形成しメール送受信を可能にするもので、衛星や無人飛行機との接続によってメールリレーの範囲を大幅に拡大することが可能。特に災害時などに被災地域内のみならず、遠隔地をも含めた情報共有を可能にする最先端ICTツールとして期待されている。
同大大学院情報科学研究科の加藤寧教授、西山大樹准教授らの研究グループは、総務省受託研究事業「無人航空機を活用した無線中継システムと地上ネットワークとの連携及び共用技術の研究開発」の一環として、スマートフォンと無人飛行機を使った通信技術の研究開発に取り組んでいる。
その一部であるメールリレー機能を利用した、今回のような遠隔地との通信は前例が無く、成功すれば世界初の成果となるという。
同大大学院情報科学研究科の加藤寧教授、西山大樹准教授らの研究グループは、総務省受託研究事業「無人航空機を活用した無線中継システムと地上ネットワークとの連携及び共用技術の研究開発」の一環として、スマートフォンと無人飛行機を使った通信技術の研究開発に取り組んでいる。
その一部であるメールリレー機能を利用した、今回のような遠隔地との通信は前例が無く、成功すれば世界初の成果となるという。