廉価版iPhoneの情報が意外な所から--iPhoneの部品工場の労働環境を探る団体がリーク
廉価版iPhoneの情報が意外な所から--iPhoneの部品工場の労働環境を探る団体がリーク
部品画像の流出や、名称に関する情報まで出て、その開発が確実視されているAppleの廉価版iPhone。今回、その情報が意外な所からリークされることになった。アメリカ・ニューヨークに本拠を置く、非営利の労働権利団体China Labor Watchは、劣悪なアジアの工場労働者の現状を調査するために、関係者を潜入させて実際に工場に勤務。その際に、廉価版iPhoneの製造に関わったという。
同団体が公開した「約束を守らないApple」という報告書では、廉価版iPhoneは劣悪な労働環境で働く、中国の労働者によって作られていると指摘している。潜入調査が行われたのは、台湾のPegatron社が中国に保有する工場。そこでの勤務実態を報告する文章の中で、プラスチック製のiPhoneのカバーにフィルムを貼る仕事に従事したとしている。
先日は廉価版iPhoneの名称が「iPhone 5C」になるのではないかという画像が流出したばかり。今後も、9月頃と噂される新型iPhoneの発表まで、様々な情報がリークされると予想される。