KDDIウェブ、画像ファイル管理機能が充実したコラボレーションツール「corabbit」
KDDIウェブ、画像ファイル管理機能が充実したコラボレーションツール「corabbit」
株式会社 KDDI ウェブコミュニケーションズは9日、ベータ版としてサービス提供してきた、デザイナーやクリエイター向けのクラウド型コラボレーションツール「corabbit」(コラビット)について、正式版の提供を開始すると発表した。
「corabbit」(コラビット)は、会社やグループ、プロジェクトごとにファイルを共有できるクラウド型コラボレーションツール。SNSのチャットのようにコメント機能を使ってグループ内でコミュニケーションを取ったり、ファイルの履歴を自動保存して、業務を円滑に進めることができる。
正式版には2タイプを用意。少人数やフリーランスが利用することを想定した「Pro」と、社内で多くの人数がかかわる大規模プロジェクトなどに適応し、メンバーのアクセス権限の管理ができる「Team」がある。
機能面では、画像やファイル管理機能が充実し、デザイナーやクリエイター向けであるとしている。具体的には、Adobe Photoshop(PSD)や Adobe Illustrator(AI)などのファイルをJPGやGIFに変換することなく、アップロードするだけでプロジェクトメンバーが確認できるプレビュー機能があげられる。また、プレビュー画像の一部分を指定して、それについてコメントすることもできる。
なお、Windows/Mac用のアプリケーションもベータ版として提供される。アプリでは、プロジェクトごとにデスクトップ上のファイルやフォルダーが同期され、Webサイトへログインすることなく「corabbit」の機能が利用できる。