オリンパス、ズーム全域F2.8の10.7倍レンズを備えるデジカメ「STYLUS 1」
オリンパス、ズーム全域F2.8の10.7倍レンズを備えるデジカメ「STYLUS 1」
オリンパスイメージング株式会社は、コンパクトデジタルカメラ「OLYMPUS STYLUS 1」を11月下旬に発売する。新開発の光学10.7倍「i.ZUIKO DIGITAL」レンズを実装し、ズーム全域F2.8での撮影を実現。ズーム時の開放F値が一定であるため、絞り優先(A)モードでの露出コントロールも容易となり、シャッタースピードを速く設定することで薄暗いシーンでの被写体ぶれを抑えた撮影も行える。価格はオープン。
本製品は、撮像素子に1/1.7型CMOSセンサーを備える有効1200万画素のモデルだ。画像処理エンジンは「TruePic」で、4タイプの“スタンダード”と3種の“ファンフレーム”を選べる「フォトストーリー」機能や、全11種のアートフィルター/5種のアートエフェクトも搭載している。操作系では「STYLUS XZ-2」の「ハイブリッドコントロールリング」を踏襲し、右手親指で操作できるサブダイヤルも同社のコンパクトデジタルカメラとしては初搭載。ミラーレス一眼「OM-D E-M5」と同等のEVFも内蔵されており、環境光の変化に応じてバックライトの輝度を自動調整する「キャッツアイコントロール」も実装している。
記録メディアにはSD/SDHC/SDXCメモリーカード(UHS-I対応)、Eye-Fiカードの使用が可能。Wi-Fi機能にも対応している。レンズキャップを含む本体サイズは116.2(幅)×56.5(高さ)×87(奥行)mmで、バッテリーおよびメモリーカードを含む重量は約402g。