Androidの世界スマートフォンシェアがついに8割を超える--IDC調べ
Androidの世界スマートフォンシェアがついに8割を超える--IDC調べ
米調査会社のIDCは12日(米国時間)、2013年第3四半期(7~9月)における、世界スマートフォン市場のOSごとの販売台数や市場シェアのデータ「Worldwide Quarterly Mobile Phone Tracker」を公表した。
同発表によると、前年同期比でAndroidはシェアを6.1%伸ばして81%となり、初めて80%を超えた。iPhone 5sとiPhone 5cの売上がまだ加算されないiOSは、1.5%シェアを落として12.9%となった。伸び率で大きな注目を集めたのがWindows Phone。156%の伸びを記録して3.6%のシェアを獲得し、3位となった。4位は身売りや経営再建で話題となったBlackBerryでマイナス41.6%の1.7%までシェアを後退させている。
目立ったのはディスプレイサイズが5~7インチのファブレット。各社ラインナップにファブレットを追加し、そのシェアは前年の3%から21%に増加している。アップルは5.5インチサイズの曲面ディスプレイiPhoneを投入する噂はあるものの、未だファブレット市場には参入せず、それがシェアの拡大を妨げていると分析されている。
Androidスマートフォンを供給するベンダーで最大のシェアを得ているのはサムスン。Android搭載端末の39.9%を占めている。フラッグシップの「GALAXY S4」やペン付きのファブレット「GALAXY Note」など、多彩なラインナップで圧倒的な地位を築いている。
Androidスマートフォンを供給するベンダーで最大のシェアを得ているのはサムスン。Android搭載端末の39.9%を占めている。フラッグシップの「GALAXY S4」やペン付きのファブレット「GALAXY Note」など、多彩なラインナップで圧倒的な地位を築いている。