バイドゥ、Baidu IMEとSimejiの情報送信について見解を発表
バイドゥ、Baidu IMEとSimejiの情報送信について見解を発表
バイドゥ株式会社は、日本語入力システム「Baidu IME」およびAndroid向け日本語入力アプリ「Simeji」が情報送信を行っていると報道されている問題について、同社の見解を発表した。
発表によると、ユーザーが入力した情報は原則として利用規約のプライバシーポリシーに沿って取り扱われ、ユーザーの入力情報を同社サーバに送る場合は、ログ情報の送信に事前に許諾を得ており、許諾を得られないユーザーについてはログ情報の取得は行っていないとしている。また、クレジットカード番号やパスワードなどの信用情報、住所や電話番号などの個人情報は収集しない仕様となっているという。なお、Baidu IMEの事前許諾の設定画面が見つけにくい点については、すでに改善済みであるとコメントしている。
また、両ソフトではクラウド入力を提供しているが、クラウド入力はセキュリティが確保された通信方式を採用しており、サーバに送られたデータは厳重に管理しており、クラウドサービス業者と同レベルのデータ管理を行っているという。
さらに、報道を受けて調査を行った結果、Simejiについてログセッションがオフの場合でも一部のログデータが送信されていた事実を確認。このデータは変換精度を上げるためのデータとして活用しているが、バージョンアップ時に起こった実装バグだということが判明した。バグは2013年3月に提供開始したバージョン5.6から発生していたことが判明しており、改善した最新バージョンを緊急リリースする予定としている。
発表資料
URL:http://www.baidu.jp/info/press/jp/131226.html
Baidu IME
URL:http://ime.baidu.jp/type/
Simeji
URL:http://simeji.me/
2013/12/27
URL:http://www.baidu.jp/info/press/jp/131226.html
Baidu IME
URL:http://ime.baidu.jp/type/
Simeji
URL:http://simeji.me/
2013/12/27