入力内容無断送信のバイドゥ、クラウド入力機能を無効化した最新「Baidu IME」発表
入力内容無断送信のバイドゥ、クラウド入力機能を無効化した最新「Baidu IME」発表
バイドゥ株式会社は12月30日、日本語入力システム「Baidu IME」について、最新バージョンである「Baidu IME 3.5.2.9」をリリースしたと発表した。最新版では、クラウド入力についてデフォルトでOFFとなる設定になっている。
バイドゥ製品に関しては、「Baidu IME」とAndrid版の「Simeji」において、ユーザーに通知することなく入力した文字を外部サーバーに送信していることが判明していた。バイドゥの見解としては、事前に許諾を得ていたとしていたが、今回、改善策と見られるバージョンアップとなった。
最新バージョンでは、クラウド入力の設定がデフォルトでOFFになっているという。無断送信発覚時には、クラウド入力がOFFであっても文字列を返還した場合には情報が送信されていたと見られる。
なお、最新版のクラウド入力機能を有効にするチェックボックスの近くには、入力内容を同社のサーバーへ送ることがあらかじめ注意書きとして記されている。ほかにも、利用規約を分かりやすく改善したとしている。
なお、最新版のクラウド入力機能を有効にするチェックボックスの近くには、入力内容を同社のサーバーへ送ることがあらかじめ注意書きとして記されている。ほかにも、利用規約を分かりやすく改善したとしている。