国立国会図書館、図書館向けデジタル化資料送信サービスを21日に開始
国立国会図書館、図書館向けデジタル化資料送信サービスを21日に開始
国立国会図書館は、図書館向けデジタル化資料送信サービス(図書館送信)を1月21日に開始すると発表した。
同サービスは、国立国会図書館がデジタル化した資料のうち、絶版などの理由により入手困難な資料について、全国の図書館に送信するサービスで、2012年の著作権法改正により可能となった。
これまで国立国会図書館の施設(東京本館、関西館、国際子ども図書館)内での利用に限られていたデジタル化資料を、今後はほかの公共図書館(国立国会図書館の承認を受けた図書館に限る)で利用可能となる。サービス開始時点では約131万点の資料が利用可能だという。国会図書館は1月10日現在、93館から利用申請を受けており、これらの図書館において順次利用可能となる予定だ。