2013年のウイルス届出は約36%減、「W32/Mydoom」の検出が12%増加
2013年のウイルス届出は約36%減、「W32/Mydoom」の検出が12%増加
独立行政法人情報処理推進機構(IPA)は、2013年の年間コンピュータウイルス・不正アクセスの届出状況を発表した。2013年はウイルス届出は減少したものの、ウイルス検出数ではマスメール型ウイルス「W32/Mydoom」「W32/Netsky」が多く検出されたという。
発表によると、2013年の届出件数は2012年の1万351件から3755件(36.3%)少ない6596件だった。年間のウイルス検出数は2012年の24万9940個から5万4390個(21.8%)少ない19万5550個だったとしている。
ウイルス届出数が減った一方、2013年はメールの添付ファイル開封による被害届出があり、この被害では4種のウイルス感染が確認された。ウイルスに感染していたのは私物のパソコンで、学校に持ち込み業務に使用したことで感染を広めてしまったことが判明している。この4種のウイルスのうちの一つであり、2013年ウイルスの年間検出数の第1位でもある「W32/Mydoom」は2012年から約12%も増加した。これはメールの添付ファイルを介して感染も拡大するタイプのウイルスで、セキュリティソフトを適切に使用していれば感染被害には遭わなかったといえる。
ウイルス届出数が減った一方、2013年はメールの添付ファイル開封による被害届出があり、この被害では4種のウイルス感染が確認された。ウイルスに感染していたのは私物のパソコンで、学校に持ち込み業務に使用したことで感染を広めてしまったことが判明している。この4種のウイルスのうちの一つであり、2013年ウイルスの年間検出数の第1位でもある「W32/Mydoom」は2012年から約12%も増加した。これはメールの添付ファイルを介して感染も拡大するタイプのウイルスで、セキュリティソフトを適切に使用していれば感染被害には遭わなかったといえる。