ヤフーが国内宿泊予約のシステム利用料を無料化、今夏に新生「Yahoo!トラベル」開始
ヤフーが国内宿泊予約のシステム利用料を無料化、今夏に新生「Yahoo!トラベル」開始
ヤフー株式会社は、国内宿泊予約事業における新戦略を発表した。従来の「Yahoo!トラベル」のビジネスモデルに加えて、同社と宿泊施設の間で直接契約するビジネスモデルを開始し、宿泊施設からのシステム利用料(制約手数料)を無料とすることを決定した。
新戦略では、「Yahoo!トラベル」のビジネスモデルを一部刷新して直販ビジネスに参入する。宿泊予約事業者を介さずに同社と宿泊施設の間で直接契約を締結し、「Yahoo!トラベル」への情報掲載を実施する。また、これまでの「Yahoo!トラベル」では、予約成立ごとに事業者などから手数料を受け取るアフィリエイト型サービスを展開してきたが、直販ビジネスではシステム利用料を無料にする。
さらに、業界の通例を覆して、自社サイトへの集客として活用できるように、「Yahoo!トラベル」からの外部リンクを開放する。リンク設置に対して料金は発生しない。このほか、「ユーザーファースト」の施策として、5%以上のTポイント付与を決定した。
同社は2月26日より、新戦略に基づいた宿泊施設向け掲載プランの申込受付を開始し、今夏に新生「Yahoo!トラベル」としてユーザーに向けて新サービスを提供開始する予定だ。