ワコール、不正アクセスにより一部サイトが改ざん
ワコール、不正アクセスにより一部サイトが改ざん
株式会社ワコールホールディングスは、同社のWebサイトにおいて、第三者からの不正アクセスにより、一部サイトが改ざんされていたと発表した。同社は被害を受けたサーバおよび関連サーバを停止させて、事実調査やセキュリティ強化などの対策を実施している。なお、利用者の情報流出などは現在のところ確認されていない。
発表によると、3月28日に一部検索サイトにおいて同社のWebサイトが「コンピュータに損害を与える可能性がある」と判定されて、ブラウザによってはサイトが表示されない現象が発生した。同社が調査したところ、Webサイトの一部が改ざんされていることが判明し、同日17時30分に関連サイトをすべて閉鎖して詳細調査を開始した。改ざん期間については調査中で、Webサイトの普及予定も未定としている。
改ざんされている状態で対象サイトを閲覧した場合、不正なサイトに誘導されて、ウイルス感染や不正プログラム侵入の恐れがあるとのことだが、詳細は調査中とコメントしている。