理研のスパコン「京」、Graph500で世界第1位を獲得
理化学研究所と東京工業大学、アイルランドのユニバーシティ・カレッジ・ダブリンは、大規模グラフ解析に関するスーパーコンピュータの国際的な性能ランキング「Graph500」において、スーパーコンピュータ「京(けい)」による解析結果で第1位を獲得したと発表した。
今回の成果は、東京工業大学博士課程(理化学研究所研修生)の上野晃司氏らによるものだという。同所は、大規模グラフ解析の性能はビッグデータ解析で重要となるもので、今回のランキング結果は「京」がビッグデータ解析に関する高い能力を有することを実証するものだと説明している。