ニコン、チルト液晶搭載のデジタル一眼レフ「D750」を発売
ニコン、チルト液晶搭載のデジタル一眼レフ「D750」を発売
株式会社ニコンイメージングジャパンは、デジタル一眼レフカメラ「ニコンD750」を9月25日に発売する。新開発のニコンFXフォーマットCMOS(35.9×24.0mm)と、新たなアルゴリズムを採用した画像処理エンジン「EXPEED 4」を搭載し、有効画素数は2432万画素。ボディ単体のほか、「AF-S NIKKOR 24-85mm f/3.5-4.5G ED VR」付きの「D750 24-85 VRレンズキット」が販売され、10月中旬には「AF-S NIKKOR 24-120mm f/4G ED VR」付きの「D750 24-120 VRレンズキット」も発売される。いずれも価格はオープン。
本製品は、帝人株式会社による新たな炭素繊維複合素材「Sereebo」とマグネシウム合金を併用したモノコック構造を採用。ボディ内部構造のレイアウトも刷新され、強度と剛性を確保しつつも、小型化/軽量化/薄型化が実現されている。ニコンFXフォーマット機としては初めて3.2型のチルト式液晶も実装。上向き約90度から下向き約75度までの調整を行え、独自の3軸ヒンジ構造により、上向き展開時には徐々に手前にせり出すように設計されている。また、Wi-Fi機能や7種のスペシャルエフェクトモードも、ニコンFXフォーマット機としては初めて内蔵された。記録用メディアにはSD/SDHC/SDXCメモリーカード(SDHC/SDXCはUHS-I対応)を使用でき、2枚のカードを効率良く使えるダブルスロットを搭載。本体サイズは約140.5(幅)×113(高さ)×78(奥行)mmで、本体のみ重量は約750gとなっている。