ソニー、スティック型のICレコーダー「ICD-TX650」
ソニー、スティック型のICレコーダー「ICD-TX650」
ソニー株式会社は、ICレコーダー“TXシリーズ”の新製品として、「ICD-TX650」を10月18日に発売する。最薄部が約7.4mm/電池を含む重量が約29gの持ち運びやすいモデルで、カラーバリエーションはブラック/シルバー/セピアブラウンの3色。従来モデル「ICD-TX50」の4倍に相当する16GBの記録用メモリを内蔵している。価格はオープンで、市場予想価格は1万6000円前後(税抜)。
本製品はスティック型デザインを採用しており、背面のクリップで胸ポケットや手帳などに固定したまま安定した録音を行える。内部でダイレクトにデジタル信号を変換するデジタルマイクを内蔵し、音声信号に劣化が加わらない高音質な録音が可能。マイクの周囲には自然なステレオ録音を実現できるパラボラ形状を採用し、左右それぞれの音を分離/強調する「ステレオ強調録音」機能も用意されている。
そのほか、電源オフの状態からも即座に録音を開始できる「ワンプッシュ録音」機能や、1/2/3/4/5分および5分以降は5分刻みで最長60分まで設定できる「録音開始タイマー」機能も搭載。録音モードやマイク感度を一括で最適な設定に切り替えられる「シーンセレクト」には、胸ポケット/会議/講演/ボイスメモ/インタビューと5種の録音シーンが用意されている。本体サイズは約102(幅)×20(高さ)×7.4(奥行)mm、録音形式はリニアPCM/MP3、本体左右ピーカーの実用最大出力は90mW、マイク録音時の電池持続時間は約12時間(LPCM 44.1kHz/16bit)/約15時間(MP3 192kbps/128kbps/48kbps)で、製品にはステレオヘッドホン/USBケーブル/キャリングポーチ/PC用ソフト「Sound Organizer」(本体メモリ内)が付属。