JAL、顧客情報管理システムに不正アクセス発生
JAL、顧客情報管理システムに不正アクセス発生
日本航空株式会社(JAL)は、同社の顧客情報管理システムにアクセスできる社内のPCの一部に悪意のあるプログラムが仕込まれたことにより、JALマイレージバンク(JMB)会員の顧客の個人情報が漏洩した可能性があると発表した。
漏洩の可能性が疑われるのは、会員番号(お得意様番号)、入会年月日、氏名、誕生日、性別、自宅(郵便番号・住所・電話番号・FAX番号)、勤務先(会社名・郵便番号・住所・電話番号の内線、所属部門名・役職)、電子メールアドレス(PC、携帯メール)など。
同社は詳細な原因について調査中で、当面の対応としては、同システムにアクセスできるすべてのPCに対して、外部の接続を停止するなど、必要な対策を実施すると説明している。今後、新たな事実がわかり次第、告知する予定だ。なお、パスワードおよびクレジットカード番号の漏洩は確認されておらず、特典交換などのマイレージプログラムは通常通り利用できるという。