タカラトミー主催のイベントで個人情報入ったUSBメモリ紛失
タカラトミー主催のイベントで個人情報入ったUSBメモリ紛失
株式会社タカラトミーは、同社が主催するカードゲームのイベント「デュエル・マスターズ全国大会 2014 デュエマ甲子園」に参加した人の個人情報が入ったUSBメモリを、運営協力会社の株式会社エスピーブレインの社員が紛失したことが判明したと発表した。
同社は、2014年12月23日に京都市勧業館(みやこめっせ)で「デュエル・マスターズ全国大会 2014 デュエマ甲子園 エリア代表決定戦 関西大会」を実施し、翌日の24日にUSBメモリが紛失したことがエスピーブレインの社員の報告によって判明した。同社はすぐに関係機関の協力を仰ぎながら捜索したが、発見に至らなかったという。
同イベントの運営については、USBメモリに保存する個人情報データは暗号化することがルールとなっていたが、エスピーブレインでは個人情報データを暗号化することなくUSBメモリに保存していた。同社はUSBメモリの紛失を受けて、個人情報の漏洩に関しての調査を専門会社に依頼しているが、現時点では漏洩の事実は確認されていない。
USBメモリに含まれる個人情報は、同イベントの全国店舗予選にてエリア代表決定戦の出場権を獲得した参加者で、該当件数は2888件。紛失した情報は、氏名や住所、電話番号、年齢、学年、性別、大会参加店舗情報など。
同社は今回の件について再発防止策を発表するとともに、12月30日以降に問い合わせ窓口を設置して、該当者には謝罪の手紙を送付したと説明している。