MMD研究所、「格安スマホに関する意識調査」
MMD研究所、「格安スマホに関する意識調査」
MMD研究所は30日、「格安スマホに関する意識調査」の結果を発表。格安スマホの認知度は約9割だが、利用率は約1割にとどまり、格安スマホを購入しない理由で最も多かったのは、「今の携帯電話会社の方が安心だから」(56.8%)だったことを明らかにした。
調査は、16歳以上のスマートフォンもしくはフィーチャーフォンを所有している男女1,670人を対象に実施。格安スマホを現在利用している人が購入時に重視した点は、当然ながら「月額料金の安さ」が最も多く81.3%、次いで「通信速度の速さ」(42.3%)、「通話プランがあること」(28.0%)となったほか、「最低利用期間が短いこと」の声も20.3%あり、大手携帯会社の契約に設けられる「2年縛り」がないことも注目されている。
現在、格安スマホを利用していない人のうち、36.8%に利用意向があることがわかったが、2015年内の購入予定は11.9%。購入予定者は、「月額料金の安さ」(90.3%)、「通信速度の速さ」(51.3%)とともに、「現在の電話番号が引き継げること」(38.4%)も重視。購入に関する不安な点は、「乗り換えがめんどくさそう」(36.8%)、「契約がわかりにくそう」(35.5%)、「実際に料金が安くなるかわからない」(33.0%)などが挙げられた。