リクルート、米研究者を迎えAI研究所を設置
リクルート、米研究者を迎えAI研究所を設置
リクルートホールディングスは15日、人工知能(AI)分野の世界的権威をアドバイザーとして迎え、「Recruit Institute of Technology」(RIT)をAI分野の研究所として再編すると発表した。同研究所は今後、グループ各社と連携し、世界規模のAI研究を開始する。
同研究所にアドバイザーとして招聘した研究者は、AI黎明期から機械学習に取り組んできたTom M. Mitchell氏(米カーネギーメロン大学教授)、情報検索分野で著名な研究者であるOren Etzioni氏( 元・米ワシントン大学教授)、機械学習の理論研究者であり、膨大なデータの中からパターンを見つける機械学習手法であるトピックモデルの第一人者、David M. Blei氏(米コロンビア大学教授)の3人。
また、同社はすでに米マサチューセッツ工科大学メディアラボのコンソーシアム研究所と、米スタンフォード大学コンピューターフォーラムのメンバーとなり、それぞれに客員研究員を派遣している。
また、同社はすでに米マサチューセッツ工科大学メディアラボのコンソーシアム研究所と、米スタンフォード大学コンピューターフォーラムのメンバーとなり、それぞれに客員研究員を派遣している。
リクルートは、総合人材サービス領域、人材領域・販売促進支援領域でグローバルNo.1を目指す中長期戦略ビジョンを実現するための破壊的技術としてAI研究に着目。AI分野の研究所として新生RITのスタートに至ったもの。今後は世界のAI研究人材の採用を積極的に行い、研究を推進していくほか、米国やイスラエルなどのAI関連企業との協業も進めていくという。