富士通、人や物の状態を分析する「ユビキタスウェア」を発表
富士通、人や物の状態を分析する「ユビキタスウェア」を発表
富士通株式会社は、顧客の業務に合わせて人や物の状態・状況・周囲の環境をセンシングし、解析・分析してデータを提供するIoTパッケージ「FUJITSU IoT Solution UBIQUITOUSWARE(フジツウ アイオーティー ソリューション ユビキタスウェア)」を開発した。
同製品は、センサーおよびセンシングしたデータを解析・分析するマイコンとBLE通信機能を組み合わせたユビキタスウェアコアモジュールと、データをクラウド上で学習・分析するセンサー活用ミドルウェアで構成されている。センシングしたデータを独自アルゴリズム「ヒューマンセントリックエンジン」を活用して分析し、転倒検知や身体姿勢状態検知などのデータに変換して提供する。
同製品は既存の機器やシステムに簡単に組み込み可能なモジュールとミドルウェアとして提供する。また、「ユビキタスウェア」を組み込んだデバイスの第1弾として、「ユビキタスウェア ヘッドマウントディスプレイ」を発売したほか、ロケーションバッジ、バイタルセンシングバンドなどを2015年12月から順次提供する。