米Google、Android 6.0 SDKの正式版を公開-名称はMarshmallow(マシュマロ)
米Google、Android 6.0 SDKの正式版を公開-名称はMarshmallow(マシュマロ)
米Googleは、次期Android OSについて、デベロッパー向けの正式なソフトウェア開発キット(SDK)と最終プレビュー版(Developer Preview 3)を公開した。これまでは「Android M」として公開されてきたが、開発者向けのWebサイトやブログ(URL:http://android-developers.blogspot.jp/)で発表された正式なコードネームを含む名称は「Android 6.0 Marshmallow(マシュマロ)」。これまでの名称と同様に菓子の名前が採用され、マスコット(通称ドロイド君)がマシュマロを抱えるビジュアルも公開されている。
同プラットフォームは、5月に開催された「Google I/O 2015」での登場以来、開発者によるフィードバックが行われてきた。今回アップデートされた最終版ではAPIレベル23に対応し、本SDKで開発したアプリをGoogle Playへと登録できるようになっている。今回の更新による変更点は、アプリ権限に関するUIの更新やアクセス許可の動作の一部増強、エラー報告や登録に優れる指紋認証APIへのアップデートなど。また、Android Support Library(URL:http://developer.android.com/tools/support-library/index.html)もv23へと更新されている。「Android 6.0 Marshmallow」の一般ユーザー向けのリリースは2015年秋予定。