今日のGoogleロゴはデューク・カハナモク生誕125周年
今日のGoogleロゴはデューク・カハナモク生誕125周年
Googleは、2015年8月24日のロゴをアメリカのサーファー、デューク・カハナモク生誕125周年を記念したデザインに変更した。Googleのロゴやハワイの風景、デューク・カハナモクの肖像画がロングボード(サーフボードの種類のひとつ)に描かれたようなデザインとなっている。
デューク・カハナモクは1890年、ハワイ州オアフ島生まれ。幼いころより水泳やサーフィンを得意としており、高校中退後はビーチボーイとしてワイキキビーチでサーフィンの指導やビーチの監視などを行っていた。1911年に水泳競技会で世界記録を樹立したことがきっかけとなり、1912年ストックホルムオリンピックに参加。男子100メートル自由形で金メダル、男子800メートルリレーで銀メダルを獲得し、ハワイ州初のオリンピック選手となった。また、1920年アントワープオリンピックで金メダルをふたつ獲得。その後はハリウッド俳優として映画に出演したほか、アメリカやオーストラリアでサーフィンの人気を広め、サーフィンのプロスポーツ化のきっかけをつくったことから、現代では「近代サーフィンの父」とも呼ばれている。1990年にはデューク・カハナモクの功績を讃えて、ワイキキビーチに銅像が建てられた。ワイキキビーチに訪れたことのある人は、見たことも多いだろう。