スマホのカメラに取り付ける天体望遠鏡キット「PalPANDA」が発売
スマホのカメラに取り付ける天体望遠鏡キット「PalPANDA」が発売
TOCOLは、スマートフォンやタブレットのカメラに取り付けることで天体望遠鏡として使えるキット「TOCOL DIY スマホ天体望遠鏡PalPANDA」を発売した。
同製品は、3月発売のDIYキット「MoMoPANDA」の後継機で、天頂プリズムを従来のアルミコートから銀コートに変更し、反射率を約20%向上させた。この改良により、撮像素子の適正な濃度再現域(ラチチュード)の光量を確保できるようになった。
さらに、銀コートには320nm以下の光を吸収する特性があり、撮像素子の信頼性も向上した。対物・接眼レンズには、光学ガラス製アクロマートレンズに有害反射を抑えて透過率を向上させるマルチコーティング(全境界面・7層)を施しており、視野の背景を暗く対象物が鮮明に見えるようレンズのコバ面部を黒塗りしている。なお、対物レンズや接眼レンズは、スマートフォンと組み合わせて顕微鏡としても利用できる。
澄んだ日に同望遠鏡で月を覗くと月面に淡い色味を映し出すクオリティの高さを実現しており、土星は輪が惑星本体から分離して見える。木星は、4つのガリレオ衛星と惑星本体の2つの縞模様が観察できる。
また、従来の「MoMoPANDA」から「PalPANDA」へのバージョンアップセットも同時発売したほか、7月下旬には、同製品のオプション「バローレンズ+地上望遠鏡用正立プリズムセット<PalBeans>」も発売する予定だ。
さらに、銀コートには320nm以下の光を吸収する特性があり、撮像素子の信頼性も向上した。対物・接眼レンズには、光学ガラス製アクロマートレンズに有害反射を抑えて透過率を向上させるマルチコーティング(全境界面・7層)を施しており、視野の背景を暗く対象物が鮮明に見えるようレンズのコバ面部を黒塗りしている。なお、対物レンズや接眼レンズは、スマートフォンと組み合わせて顕微鏡としても利用できる。
澄んだ日に同望遠鏡で月を覗くと月面に淡い色味を映し出すクオリティの高さを実現しており、土星は輪が惑星本体から分離して見える。木星は、4つのガリレオ衛星と惑星本体の2つの縞模様が観察できる。
また、従来の「MoMoPANDA」から「PalPANDA」へのバージョンアップセットも同時発売したほか、7月下旬には、同製品のオプション「バローレンズ+地上望遠鏡用正立プリズムセット<PalBeans>」も発売する予定だ。