きのこの山を解剖したらこうだった! デザイン的視点で見る「デザインの解剖展」が話題
東京ミッドタウン内のデザイン&アート施設21_21 DESIGN SIGHT(トゥーワン・トゥーワン・デザインサイト)では現在、企画展「デザインの解剖展: 身近なものから世界を見る方法」を開催している。
本企画は、身の回りにある製品の素材や味覚、パッケージなどに施された工夫、デザインに着目し、“解剖”することで各製品の成り立ちを徹底して検証するプロジェクト。グラフィックデザイナー佐藤卓氏が2001年から取り組んでいるもので、これまで、「ロッテ キシリトールガム」「富士フイルム 写ルンです」「タカラ リカちゃん」「明治乳業 明治おいしい牛乳」「ISSEY MIYAKE A-POC BAGUETTE」などを解剖してきた。
今回は明治の「きのこの山」など5製品に注目し、ネーミングやロゴタイプ、イラストなどのグラフィックの要素を始め、パッケージの形状や品質管理表示方法など、300項目以上から解剖する。
例えば、きのこの山については、縦に真っ二つに割った断面図や色の検証など、様々な角度から人気菓子の知らなかった一面に迫っている。
ほかにも、「明治ブルガリアヨーグルト」「明治ミルクチョコレート」「明治エッセルスーパーカップ」「明治おいしい牛乳」が解剖されている。
本展の開催期間は2017年1月22日まで。入場料は一般1100円。
開催概要
URL:http://www.2121designsight.jp/program/design_anatomy/
2016/10/19