周遊マップを作りたい自治体に公認素材やテンプレートの無償提供も開始!
「ポケモンGO」との連携でポケストップやジムを掲載した観光マップを福島県や京都府が公開
Niantic, Inc. と株式会社ポケモンは、位置情報ゲームアプリ「Pokémon GO」を利用した周遊マップを作るための公認素材やマップテンプレートなどの無償提供を、全ての自治体を対象に開始した(https://support.pokemongo.nianticlabs.com/hc/ja/articles/115003268508)。これに伴い、福島県や京都府は「Pokémon GO」との連携で作成した周遊マップを公開。福島県は須賀川市のマップを2017年2月23日(木)からオンライン上で公開しており、今後は須賀川市を含め県内39市町村のマップの順次掲載を予定している。京都府は宮津市(天橋立)のマップを3月頃に配布する予定。
今回の「Pokémon GO」の取り組みは、昨年の8月に発表された岩手県 / 宮城県 / 福島県 / 熊本県の被災4県や京都府との観光振興連携の一環として開始されるものだ。福島県が公開した観光マップでは、地域の観光名所とゲーム上の拠点である「ポケストップ」や「ジム」が掲載されており、「Pokémon GO」が「リアル・ワールド・ゲーム」であることを生かして、観光を楽しみながらゲームを進められる仕組みになっている。
Niantic, Inc. と株式会社ポケモンの発表によると、これらの他にも「Pokémon GO」には既に多くの自治体から連携の問い合わせが届いているとのこと。連携した周遊マップを公開する地域の状況に合わせ、「ポケストップ」や「ジム」を新たに増設するなど、自治体が活用しやすい環境の整備に取り組む支援も検討されている。また、周遊マップを作成した自治体に対して、株式会社ポケモンは、プレイヤーにゴミの持ち帰りを促すためのゴミ袋も提供。このゴミ袋は、モンスターボールをモチーフにデザインされている。