プリクラ感覚で菓子にプリント!SO-KENが独自開発アプリを用いる可食プリンタシステムを販売
株式会社SO-KENは、独自開発のアプリを搭載したタブレットでプリクラのように落書きした絵や写真を、その場で菓子などの食品に印刷するシステムの販売をスタートさせている。フルカラーの食用インクで食品にプリントできるフードプリンタと、専用タブレットをセットにしたシステム。セット商品の「TPW-105EDF-RT」は27万円で、独自開発アプリ入りタブレットのみでも単体5万4972円、専用タブレット+ルーターが5万9400円で販売されている(上記はいずれも2017年3月22日時点での税込価格)。
株式会社SO-KENは、フードプリンタの開発 / 販売を手掛けている企業だ。今回のセット商品は、さまざまな活用シーンを想定した可食プリントのシステム。例として、契約や商談時に子どもを飽きさせない工夫、記念日やイベントでの活用、商品に付加価値をつけるサービスとしての活用例が挙げられている。タブレットに組み込まれた独自開発のアプリ「ImageEditor」では、スタンプのように素材を選んだり、プリクラのように写真を撮影したり、絵を描いたりといった操作が可能。指定サイズを決めてデータを自動配列できる「EdiblePrinting」も用意され、USBメモリなど外部データの読み込みにも対応する。
タブレットとフードプリンタは自動で無線接続され、アプリでデザインを済ませたら、専用トレイに菓子を並べて出力。セットになっているダイレクトフードプリンタのベースモデル「TPW-105EDF」は、4色プリント機で、156×272mmのプリント範囲が確保されており、厚さ27mm以下への出力に対応しているモデルだ。なお、このセット商品は、プリインストールされている「ImageEditor」は、直径50mmほどの菓子を想定したアプリとなっている。