JR東日本、山手線50編成550車両の車内に防犯カメラを設置へ。2018年春以降
東日本旅客鉄道株式会社(JR東日本)は6日、山手線E235系通勤形車両に車内防犯カメラを設置すると発表した。設置時期は2018年春以降。
昨今では、痴漢問題や痴漢を疑われた人物による線路内逃走、そして痴漢冤罪問題など、電車内での防犯カメラの必要性が高まっている。そこで同社では、更なる車内セキュリティレベルの向上のために、山手線E235系通勤形車両50編成・550両に車内防犯カメラの設置を決めたという。
カメラは各車両のドア上部に各車両4台が設置される。設置位置はドア上部の案内ディスプレイの右側が設置検討範囲として公表されている。
なお、同社では「防犯カメラの映像は関係法令や社内規程等に基づき厳正に取扱い、関係社員等に周知徹底いたします」としている。
すでに東京都交通局と東京メトロでは、都営地下鉄新宿線と東京メトロ日比谷線での車内防犯カメラの設置を決めており、今後、JR各社や私鉄各社も車内防犯カメラの設置について、検討・実施を迫られる。