参天製薬、吉岡徳仁氏がデザインした香水瓶のような目薬「サンテ ボーティエ コンタクト」を発売
参天製薬株式会社は、全国の薬局および薬店にて、一般用点眼薬「サンテ ボーティエ コンタクト」を発売した。一般的な目薬とは趣が異なるラグジュアリーで洗練されたボトルのデザインが特徴。化粧をしている女性に配慮し、メイクの崩れを防ぐために、液切れが良く点眼しやすい細めのノズルが採用された。その香水瓶のような形状のボトルは、吉岡徳仁氏がデザインを手掛けたもので、瞳の輝きが表現されている。メーカー希望小売価格は1500円(税抜)。
「サンテ ボーティエ コンタクト」は第3類医薬品で、容量12mlの目薬だ。日中にソフトコンタクトレンズを装着している人でも使用が可能(ハードコンタクトにも対応 / カラーコンタクトレンズ装着時には使用不可)。コンタクトレンズ装着時の目のターンオーバー(代謝)に着目した処方設計で、コンタクトレンズによる不快感と疲れを癒す効果がある。
ボトルをデザインした吉岡徳仁氏は、1986年に桑沢デザイン研究所を卒業後に倉俣史朗氏と三宅一生氏のもとでデザインを学び、2000年に吉岡徳仁デザイン事務所を設立したデザイナーだ。デザイン / 建築 / 現代美術の領域で活躍し、国際的にも高く評価されてNewsweek誌による「世界が尊敬する日本人100人」にも選ばれた。その作品は、ニューヨーク近代美術館(MoMA)やポンピドゥーセンター、ヴィクトリア・アンド・アルバート博物館(V&A)など、世界の主要美術館に永久所蔵されている。