1-2 画材を用意する2 消す道具・こする道具-はじめての鉛筆デッサン | デザインってオモシロイ -MdN Design Interactive-

1-2 画材を用意する2 消す道具・こする道具-はじめての鉛筆デッサン

2024.4.27 SAT

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形の取り方からタッチの描き分けまで。
身近なモチーフで学ぶデッサンの基礎。

はじめての鉛筆デッサン



Chapter 1 準備編 デッサンをはじめる前に

2 画材を用意する2 消す道具・こする道具




消しゴムについて


鉛筆デッサン用の消し具として、画材店で売っている練り消しゴムや、事務用のプラスチック消しゴムなどがあります。

消し具は、「鉛筆の線を消す」だけのものではありません。「白い線を描く」もの、「明るい面を描く」ものでもあります。消し具使いのバリエーションを増やし、たくさんの色が表現できるように練習してみましょう。


練り消しゴム

練り消しゴム


p10-11_02

プラスチック消しゴム





練り消しゴムの使い方


[1]
練り消しゴムの使い方1

適当にちぎり、いろいろな形に練って使います。鉛筆で黒くなったら練り直します。



[2]
練り消しゴムの使い方2

先をとがらせて、白い部分を細く抜きます。



[3]
練り消しゴムの使い方3

平たくして、色をおさえます。




プラスチック消しゴムの使い方


[1]
プラスチック消しゴムの使い方1

ときどき先をカットしながら使います。



[2]
プラスチック消しゴムの使い方2

細くシャープな線を出すのに使います。



[3]
プラスチック消しゴムの使い方3

紙をあてて、部分的に抜くこともできます。







こする道具について


鉛筆で塗った面をこすることで、「もう1 つの色」がつくれます。

こする道具としては、ガーゼやさっぴつ(擦筆)が代表的です。そのほか、ティッシュや綿棒でこすったり、指で直接絵をこする場合もあります。


ガーゼ

ガーゼ
市販のガーゼのハンカチが便利


さっぴつ

さっぴつ
紙でできており、鉛筆のように持って使えます





ガーゼ、さっぴつの使い方


ガーゼ、さっぴつの使い方1

大きな面をこするときは、ガーゼを指に巻いてこすります。



ガーゼ、さっぴつの使い方2

小さな面をこするときは、さっぴつが便利です。






抜粋元書籍 - はじめての鉛筆デッサン

『はじめての鉛筆デッサン』表紙 デッサンをはじめたい方のために、無理なく「デッサン力」を身に付けられるように解説したやさしい教科書です。基礎編ではデッサンの3要素、透視図法、陰影、補助線を使って形を描く方法などを解説。実践編では、自然物から器物まで、身近にあるいろいろなモチーフを表現するポイントを丁寧に解説しています。本書でデッサンをはじめることで、デッサンだけでなく、水彩やイラストなどさまざまな表現の基礎を養うことができます。

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