身近な物や日常風景をモチーフにしたユニークな日本画を描く葛西由香氏の個展「日々とあそび」
2018年3月3日(土)から3月25日(日)まで、クラークギャラリー+SHIFTにて、葛西由香氏の個展「日々とあそび」が開催されている。葛西氏は、菓子を擬人化した「きのこたけのこ戦争」を鎌倉時代の「平治物語絵詞」に見立てた襖絵「明治物語」で注目された平成生まれの日本画家。本展は同氏にとって初の個展となる。入場無料、休廊日は月曜および火曜で、時間は11:00~19:00。
1993年生まれの葛西由香氏は北海道網走市出身で、札幌大谷大学芸術学部美術学科日本画コースを卒業した。一躍脚光を浴びるきっかけとなった「明治物語」は、卒業制作として描いた作品だ。伝統的な“見立て”や“やつし”の技法を取り入れつつ、日本画の知識がなくてもシンプルに楽しめる作品を生み出している。
本展でも、日常風景を“こうだったら面白いな”と思う景色に変えたりしたユニークな作品を展示。大量のゴミ袋を下に電柱の頂点で世界を征した気になっているカラスや、輸入品の高い紅茶のパックが“新入り”として常備品の安い“緑茶先輩”にいびられている様子、尾形光琳の屏風絵に見られる波模様を“流しそうめん”に見立てた景色など、新作を中心に約20点が紹介されている。
■期間:
2018年3月3日(土)~3月25日(日)
■開催場所:
クラークギャラリー+SHIFT
北海道札幌市中央区南3条東2丁目6 MUSEUM 2F
■問い合わせ先:
クラークギャラリー+SHIFT
tel. 011-596-7752(MUSEUM)
url. http://www.clarkgallery.co.jp/
2018年3月3日(土)~3月25日(日)
■開催場所:
クラークギャラリー+SHIFT
北海道札幌市中央区南3条東2丁目6 MUSEUM 2F
■問い合わせ先:
クラークギャラリー+SHIFT
tel. 011-596-7752(MUSEUM)
url. http://www.clarkgallery.co.jp/