“新素材研究所”の10年にわたる活動の軌跡を振り返る企画展「新素材×旧素材」
2018年10月21日(日)から2019年1月14日(月・祝)まで、寺⽥倉庫が運営する建築倉庫ミュージアムの展示室Aにて、企画展「新素材研究所・ -新素材×旧素材-」が開催される。現代美術作家の杉本博司氏が建築家の榊田倫之氏と2008年に設立した建築設計事務所「新素材研究所」の10年にわたる活動を紹介。建築模型や写真のほか、「新素材研究所」が使用する特徴的な古材や道具、素材などが展示される。
「新素材研究所」は、“旧素材こそ最も新しい”という理念にもとづき、古代や中世、近世に用いられた素材や技法を、現代に再編して受け継ぐという課題に取り組んでいる。カタログからは建材を選ばず、骨董から産業資材まで、独自の視点で見立てた素材を日頃から集めて設計に活用。素材の良さを最大限に引き出すための伝統的な職人の技術と最新技術を融合させ、現代的なディテールでのデザインを実現している。
本展のタイトル中の「・」は、展覧会の“展”と10周年の“10”をかけたもの。「新素材研究所」の活動の軌跡を振り返ることができる。月曜休館(祝日の場合は開館で翌火曜が振替休館)、開館時間は11:00〜19:00(入館は閉館1時間前まで)で、入館料金は一般3000円 / 大学生・専門学生2000円 / 高校生以下1000円。なお、本展の開催期間には、展示室Bにて「Nomadic Rhapsody-“超移動社会”がもたらす新たな変容-」と題した海外プロジェクトの模型作品を中心に紹介する企画展が同時開催されており、上記の料金には展示室Bの観覧料と新素材研究所作品集も含まれている。
■期間:
2018年10月21日(日)~2019年1月14日(月・祝)
■開催場所:
建築倉庫ミュージアム
東京都品川区東品川2-6-10
■問い合わせ先:
建築倉庫ミュージアム
url. https://archi-depot.com/
2018年10月21日(日)~2019年1月14日(月・祝)
■開催場所:
建築倉庫ミュージアム
東京都品川区東品川2-6-10
■問い合わせ先:
建築倉庫ミュージアム
url. https://archi-depot.com/