定番データベースソフトの最新版「FileMaker Pro 11」

ファイルメーカー（株）は、定番データベースソフトの最新版「FileMaker Pro 11」を発売した。ラインアップは4種類で、通常版となるFileMaker Pro 11のほか上位製品の「FileMaker Pro 11 Advanced」、サーバ版「FileMaker Server 11」、サーバ上位版「FileMaker Server 11 Advanced」などが用意されている。希望小売価格はFileMaker Pro 11が3万8000円、FileMaker Pro 11 Advancedが5万8000円、FileMaker Server 11が12万8000円、FileMaker Server 11 Advancedが38万円（いずれも税別）。アップグレード版も用意されている。

本バージョンでは多数の新機能が盛り込まれている。特に注目したいのが、「FileMaker グラフ＆レポート機能」だ。全製品に搭載された機能で、これを使うことで円グラフ・棒グラフといったさまざなまグラフの表示ができるようになった。これらのグラフは週別・月別・地域別と表示方法を柔軟に変更することができる。

ほかにも、iTunesのようなスタイルでレイアウト上の全フィールドが検索できる「クイック検索」、レイアウト上のオブジェクトとプロパティをひとつにまとめて編集できるツールパレット「インスペクタ」、レイアウトの中でスクリプトが設定されたフィールドを視覚的に判別できる「オブジェクトバッジ」など、さまざまな機能が追加された。

FileMaker Pro 11

価格：FileMaker Pro 11／3万8000円（税別）
FileMaker Pro 11 Advanced／5万8000円（税別）
FileMaker Server 11／12万8000円（税別）
FileMaker Server 11 Advanced／38万円（税別）

問い合わせ：03-5977-7256

URL：http://www.filemaker.co.jp/

2010/04/08