2009年の国内仮想化サーバ出荷台数は前年比9.2%増加

2009年の国内仮想化サーバ出荷台数は前年比9.2%増加

IDC Japan(株)は、国内仮想化サーバ市場の最新予測を発表した。2009年の国内仮想化サーバの出荷台数は6万7813台で、前年比9.2%の増加になったという。

2009年の国内サーバ市場全体の出荷台数は、景気後退の影響を受けて前年比14.4%の減少となった。この数値と比較すると、仮想化サーバ市場は盛況であったといえる。同社サーバーリサーチマネージャー・福冨里志氏は「景気後退によりハードウエアコストや保守コストの削減、レガシーシステムの延命ニーズなどが増加したことにより、仮想化サーバの導入が促進した」と説明している。

また同社は、2014年の国内仮想化サーバ市場の出荷台数が14万1878台になると予測。特に2010~2013年の4年間は2桁成長が見込めると述べている。



国内仮想化サーバ市場の出荷台数予測(2009~2014年)



IDC Japan(株)
問い合わせ:03-3556-4761
URL:http://www.idcjapan.co.jp/

2010/05/27
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