アップル、iPhone 4を6/24より発売

アップル、iPhone 4を6/24より発売
米Apple社は米国時間6月7日(日本時間6月8日)、同社のスマートフォンiPhoneの最新版である「iPhone 4」を発表、6月15日より予約を受付し、6月24日より日本を含む5カ国で発売を開始するとしている。容量は16GBと32GBで色はホワイトとブラックの2色。米国では2年契約で32GBモデルが299ドル、16GBモデルが199ドルとアナウンスされている。






大きく変わったのは本体のデザイン。いままでの丸みをおびたフォルムとは異なり、四角くソリッド感がある。また、本体色がホワイトとブラックの2色展開なのはいままでと変わらないが、従来モデルとは異なり、ホワイトモデルは本体の前面パネルもホワイトになっている。

サイズは高さ115.2mm×幅58.6mm×奥行き9.3mm、重量137gで、高さは変わらないが幅は3.5mm細くなり、3mm薄くなった。重さは2g重くなっている。指紋がつきにくい耐指紋性撥油コーティングを両面に施している。

ディスプレイは「Retinaディスプレイ」。iPadと同様にIPS液晶が搭載され、発色がきれいになったほか、視野角も広くなっている。解像度が縦960×横640ドット、326ppiの3.5インチディスプレイとなっている。これはiPhone/iPod touchの従来モデルと比べて縦横2倍。

カメラは背面のカメラのほかに、表面にも搭載。WiFi環境であればiPhone 4同士でビデオ電話が行える「FaceTime」機能が追加された。また、背面のカメラはiPhone 3GSの3メガピクセルから5メガピクセルになり、裏面照射型センサーとLEDライトが追加。動画撮影にも対応し、最大720ピクセル、毎秒30フレームでのHD動画の撮影が可能。純正のiPhoneアプリ「iMovie for iPhone」(4.99ドル)を使用して、iPhone 4上で編集することもできる。

WiFiはあらたにIEEE802.11nに対応したほか、Bluetooth 2.1+EDR、Assisted GPS(A-GPS)、デジタルコンパスは従来通り搭載されている。センサーは従来の加速度センサー、近接センサー、環境光センサーのほか、3軸ジャイロスコープが搭載され、加速度センサーと組み合わせて前後左右上下の6軸の加速度を検出できるようになった。

また、マイクは本体下部のほかにもうひとつ本体上部に追加され、ノイズキャンセルが行えるようになった。

CPUのスペックの詳細は詳細は明らかにされていないが、iPadに搭載された独自開発のCPU「A4」を搭載。通話時間は3Gで最大7時間(3GSは5時間)、2Gで最大12時間とし、連続待受時間は最大300時間としている。インターネットは3Gで最大6時間(3GSは5時間)、Wi-Fiで最大9時間可能で、ビデオ再生は最大10時間、オーディオ再生は最大40時間(3GSは30時間)と、全般的にiPhone 3GSと比べて同等かやや向上している。


【2010/06/08 13:00追加】
ソフトバンクモバイル(株)は6月8日、昨晩米Apple社が発表したiPhone 4について、6月15日より予約を開始し、6月24日より発売することを発表した。価格や詳しい申し込み方法については現時点で発表されていない。

「iPhone 4」について ソフトバンクモバイル(株)
http://www.softbankmobile.co.jp/ja/news/info/2010/20100608_01/index.html

アップル iPhone
http://www.apple.com/jp/iphone/

(2010/06/08)
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