Twitter、独自の短縮ドメイン機能を提供へ

Twitter、独自の短縮ドメイン機能を提供へ
米Twitter社は米国時間6月8日の公式ブログの「Links and Twitter: Length Shouldn't Matter」というエントリーで、独自の短縮ドメイン「t.oc」を提供するサービスをこの夏にも全ユーザーに提供することを発表した。

同社のSean Garrett氏が投稿したこのエントリーによると、この機能が今夏提供開始になると、Twitter.comやサードパーティのアプリで共有されるすべてのリンク先URLは「t.co」ではじまる、「http://t.co/~」というような表示になるという。このサービスの目的は、リンク先URLを自動的に短縮する方法を固定化し、フィッシング詐欺などの危険性の高いサイトへのリンクを回避するのが狙い。またリンク先をわかりやすくして、クリックするとどのサイトに飛ぶのかを知らせたいためとしている。また、文字数の短縮やアクセス解析的な使い方ですでにbit.lyなどの特定の短縮URLを使用している場合は、その短縮URLをさらに「t.co」ではじまるURLにするという。

すでに@TwitterAPI、@rsarver、@raffiなどのアカウントで試験的な運用がはじまっており、実際に使用されている様子が確認できる。また、「http://t.co/」にアクセスすると、「Twitterはt.coドメインをサービスの一部として使用しています。不利益を与える活動からユーザーを守り、エコシステムの開発者へ価値の高いサービスを提供し、関連性が高く興味深いツイートを抽出する品質を確保するためです。」という文章が表示されて、Twitterのサポートページにある詳細記事「About Twitter's Link Service (http://t.co)」へのリンクが表示される。







Twitter Blog: Links and Twitter: Length Shouldn’t Matter
http://blog.twitter.com/2010/06/links-and-twitter-length-shouldnt.html

(2010/06/09)
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