アップル、マルウエア保護機能を“密かに”アップデート

アップル、マルウエア保護機能を“密かに”アップデート
英Sophs社は6月18日、同社のSenior Technology ConsultantであるGraham Cluley氏のブログで、アップル(株)が先日公開したMac OS X 10.6.4でバックドア型トロイの木馬ウイルスからMacを保護する機能が密かに追加されたと報じている。

このエントリー「Apple secretly updates Mac malware protection」によれば、アップル(株)のMac OS X 10.6.4のリリースノートには言及はないが、XProtect.plistをアップデートし、バックドア型トロイの木馬ウイルス「HellRTS」を検出できるようになっているという。同社ではHellRTSをOSX/Pinhead-Bとして見つけており、アップル(株)の写真アプリケーション「iPhoto」に偽装されて配布されているとしている。同氏は、「Appleがこのようにマルウエア対策のセキュリティアップデートについて黙っていることがマーケティングの理由のためだったかどうか疑問に思わなければならない」と発言し、「Mac OS X上でマルウエア問題を減らしているAppleを歓迎するが、私がそれを本当のアンチウイルスソフトにとってかわるとは考えないのではないかと思う」としている。





Apple secretly updates Mac malware protection
URL:http://www.sophos.com/blogs/gc/g/2010/06/18/apple-secretly-updates-mac-malware-protection/

(2010/06/21)
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