ソニー、VAIO F・Cシリーズの一部に過剰発熱・外装変形の恐れ

ソニー、VAIO F・Cシリーズの一部に過剰発熱・外装変形の恐れ
ソニー(株)は6月30日、2010年1月に発売を開始した「VAIO パーソナルコンピューター Fシリーズ、Cシリーズ」の一部製品に本体の過剰発熱とそれによる外装変形の恐れがあることが判明したと発表した。

発表によれば、対象となるのは2010年1月に発売を開始した「VAIO パーソナルコンピューター Fシリーズ、Cシリーズ」の一部製品。チップセットに対する制御に起因する温度管理機能の不備が原因で、使用状況によっては、本体の過剰発熱、およびこれによる外装変形の恐れがあることが判明したとし、その対応として最新のBIOSの提供を開始して、該当製品のユーザーにBIOSのアップデートをするよう呼びかけている。最新のBIOSにアップデートすることで、上記の原因による本症状の発生を回避することができるとしている。BIOSアップデート対象台数は国内で約6万6000台で、このうち該当症状発生の可能性のある製品台数は約5万2000台。6月25日現在、国内では両シリーズの発熱による熱傷の報告や当該症状による発熱等の事例報告はないが、海外では、発熱による熱傷の報告はないものの、「Fシリーズ」で28件、「Cシリーズ」で11件の発熱による変形などの事例報告を受けているとしている。

対象製品は2010年1月発売モデルのFシリーズ『VPCF119FJ/BI』、『VPCF118FJ/W』、『VPCF117FJ/W』とCシリーズ『VPCCW29FJ/W』、『VPCCW28FJ/P』、『VPCCW28FJ/R』、『VPCCW28FJ/W』、VAIOオーナーメードモデルのFシリーズ『VPCF11AFJ』、『VPCF11AGJ』、『VPCF11AHJ』、『VPCF11ZHJ』、Cシリーズ『VPCCW2AFJ』、『VPCCW2AHJ』の一部で、Webサイトでシリアル番号を入力することで確認できる。アップデートはVAIO UpdateやWeb上のVAIOサポートページから最新のBIOSをダウンロードして行えるほか、同社が預かってアップデートを行うことも可能という。





『VAIO パーソナルコンピューター Fシリーズ、Cシリーズ発熱防止最新BIOSへのアップデートのお願いとお詫び』 について
URL:http://www.sony.co.jp/SonyInfo/News/Press/201006/10-084/

問い合わせ:VAIO カスタマーリンク VAIO F/Cシリーズ対応窓口
tel. 0120-55-5078(月~金曜日9:00~20:00、土・日・祝日9:00~17:00)

(2010/07/01)
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