2009年度の国内電子書籍市場規模は前年比23.7％増加して574億円に

2009年度の国内電子書籍市場規模は前年比23.7％増加して574億円に
（株）インプレスR&Dのシンクタンク部門であるインターネットメディア総合研究所は、電子書籍に関する市場規模の推計結果を発表した。

発表内容によると2009年度の国内における電子書籍市場規模は574億円と推計され、前年度比23.7％の増加になった。電子書籍市場をけん引しているのはコミックを中心とした携帯端末向け電子市場書籍であり、金額は513億円と全体の約89％を占めている。

2010年度以降は携帯端末向け市場が頭打ちになるものの、新たなプラットフォーム向け電子書籍市場の急速な立ち上がりにより、2014年度には1300億円程度になると予測している。

なお、これらの詳細情報に関しては同社より「電子書籍ビジネス調査報告書」シリーズとして7月27日に販売される予定だ。全3巻となっており、価格はCD（PDF）版が6万900円、CD（PDF）＋冊子版が7万1400円となっている。



電子書籍の市場規模の推移と予測（2002～2014年度）

（株）インプレスR&D
URL：http://www.impressrd.jp/

2010/07/08