村上龍氏の小説に坂本龍一氏の音楽、篠原潤氏のアートワークが融合、UIも凝ったiPad電子書籍「村上龍 歌うクジラ」

村上龍氏の小説に坂本龍一氏の音楽、篠原潤氏のアートワークが融合、UIも凝ったiPad電子書籍「村上龍 歌うクジラ」
(株)グリオは7月15日、村上龍氏の最新長編小説をiPad用電子書籍アプリにした「村上龍 歌うクジラ」をリリースした。価格は1500円、ダウンロードはiTunes App Storeから行える。

「村上龍 歌うクジラ」は村上龍氏の最新長編小説で、講談社「群像」2006年3月号~2010年3月号に連載された小説をもとにアプリケーション化したもの。「2022年のクリスマスイブ、ハワイの海底で、グレゴリオ聖歌を正確に繰り返し歌うザトウクジラが発見された・・・。そして100年後の日本、不老不死の遺伝子を巡り、ある少年の冒険の旅が始まる」という設定のもと、篠原潤氏の美しいアートワークと坂本龍一氏の荘厳な音楽が融合し、まったく新しい小説となっている。

またアプリケーションはUI(ユーザーインターフェイス)にもこだわり、美しい曲線を描きながらアニメーションするページターンや格納型操作メニュー、読みたい・見たい・聞きたいところへ簡単に移動できるページスライダ-、ブックマーク、音量調整、画面照度機能など、小説をより快適に読むための数々の機能が盛り込まれている。

また本アプリについての特設サイトも登場。サイトのデザインにも小説の世界観が取り込まれ、一段と盛り上げている。





「村上龍 歌うクジラ」(iPad対応、1500円)
【iTunesが開きます】

※価格は記事執筆時点のもので、変動する可能性があります。ご了承ください。

(2010/07/16)
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