オフライン&更新の必要なし&Twitter連動で、iPodを聞きながら利用できるiPhoneカーナビアプリ「navico」

オフライン&更新の必要なし&Twitter連動で、iPodを聞きながら利用できるiPhoneカーナビアプリ「navico」

ワックドットコムはオフラインで期限制限なしで利用でき、Twitterとの連携機能もついたiPhone用カーナビアプリ「navico 全国詳細地図版」「navico 東名阪詳細地図版」を公開した。価格は「navico 全国詳細地図版」が6000円、「navico 東名阪詳細地図版」が5400円で、ダウンロードはiTunes App Storeから行える。

両社はデータを内蔵したオフラインでも利用できるiPhone用カーナビアプリで、「navico 全国詳細地図版」は、全国の道路地図、全国47都道府県1450エリアの市街詳細地図を内蔵、また「navico 東名阪詳細地図版」は、全国の道路地図、東名阪を中心に約300エリアの市街詳細地図データを内蔵している。データを内蔵しているのでオフラインでも利用できるのが最大の特徴だ。これにより、地図の表示やルート検索に通信環境を必要としないので迅速な利用が可能。地図データはガイドブックでおなじみの昭文社の「MAPPLE」を採用、横画面・縦画面の両方に対応し、地図のスケールは10m~200km、地図の移動・拡大・縮小や文字サイズの変更、ノースアップ、ヘディングアップ、簡易3Dビューの3つのモードで表示することができるなど、市販のカーナビやPNDに搭載されている機能が網羅されている。

ナビゲーション機能では、探索条件や車種、ETCを考慮し、ぬけみちも表示でき、オートリルート機能も用意されている。ルート案内は音声ガイド、目的地表示、交差点拡大表示、案内リストに対応、各種イラストでわかりやすく表示される。そのほか、ルート編集やルートデモ機能も搭載している。内蔵データはフリーワードが約215万件、周辺/施設が約55万件、ネットワーク検索では住所が約3600万件、電話番号が約780万件、まっぷるコードが約8万件用意されている。

iPhoneらしい機能として、iPodとの連携やTwitterとの連携機能が挙げられる。iPod連携機能は、ナビゲーションを使用しながらiPodの音楽を再生し、曲名やアートワークを表示できる。Twitter連携では、「いまここ」「渋滞なう」「気になった」などのつぶやきをジオタグとともに表示したり、現在地の周辺5kmのつぶやきを表示したりできる。このほか、天気予報の表示や、ブックマークレット、ダッシュボード機能、運転者モードや同乗者モードといった走行時の操作制限などの機能が用意されている。

同アプリの特徴として、アプリ自体に利用期限のない買い切り型であることも挙げられる。ほかのナビゲーションアプリのように1年ごとに更新しないと利用できなくなるものと違い、利用期限やネットワーク検索機能も含めた機能制限がない。また、地図データの更新、機能追加、不具合修正は現バージョンの販売終了される2012年まで不定期にアップデータで提供される。

推奨機種はiPhone4、iPhone3GS、iPad Wi-Fi+3Gの3機種。iPhone3Gと第2世代以前のiPod touchには非対応。iPad WiFiとiPod touch(第3世代)は本体にGPS機能がないためナビゲーション機能は使えない。VICS機能は検討中としている。

なお、同アプリはファイルサイズが非常に大きいため、PCのiTunesでのダウンロードを推奨している(「navico 全国詳細地図版」は1.42GB、「navico 東名阪詳細地図版」は953MB)。







「navico 全国詳細地図版」(iPhone対応、6000円)
【iTunesが開きます】

「navico 東名阪詳細地図版」(iPhone対応、5400円)
【iTunesが開きます】

※価格は記事執筆時点のもので、変動する可能性があります。ご了承ください。

(2010/07/26)
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